GW明けに注意したい税金の納付書
- 2018/04/19
- 07:00
もうすぐGWがスタートします。今年は最大9連休ということもあって、旅行などにお出かけになる方も多いのではないでしょうか。 このような時に水を差すようで恐縮ですが、GW明けに固定資産税(都市計画税含む)と自動車税の納付書が届くというのは皆様ご存知でしょうか。 固定資産税(都市計画税含む)は自宅を所有している人が、土地と建物の評価額を納税しなければならず、評価額が高い都心部や所有面積が大きいほど高く...
2018年5月のソニー銀行金利と今後の見通し
- 2018/04/15
- 21:00
銀行の中では数少ない、翌月の適用金利を今月に発表しているソニー銀行ですが、5月は固定金利が全て低下しました。 まず変動金利ですが、これは日銀が「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を継続していることや、日本の短期金融市場が安定しているため横ばいとなりました。変動金利の横ばいは、5月の他行の金利でも同様だと思います。 なお、ソニー銀行は返済額を5年間一定としその一定の金額の範囲内で、元本、利息の定期...
フラット35に銀行の信用力は関係ありません
- 2018/04/13
- 07:00
日銀のマイナス金利政策により、特に30~40年の超長期国債の利回りが急低下し、フラット35などの全期間固定金利型の金利も急低下しています。 これにより、数年前の変動金利と遜色がなくなり、住宅ローンの基本は全期間固定金利型であることや借り換えも出来ることから、フラット35の需要が高まっています。 一方で、マイナス金利政策により、中小の金融機関の収益環境は悪化しており、フラット35をどこで借りるべきか悩...
新築マンションの驚くほどの省エネ設計
- 2018/04/10
- 07:00
最近、知人の新築マンションに出かける機会があったのですが、そのマンションの共用部分の省エネ管理には驚かされました。 まず当然ながら、電気関係は全てLED(発光ダイオード)を利用しており、耐久性や省エネは抜群です。 また、マンション全体が空調管理されているらしいのですが、暖房であれば暑すぎず、冷房であれば寒すぎない設定になっているとのことです。 さらに夜間になると、空調設備は省エネモードに変わり、ほ...
団体信用生命保険で悩む質問
- 2018/04/05
- 07:00
住宅ローンを組むときには、フラットを除いて、申込人が死亡や障害等になった場合に保険金が支払われ、住宅ローン債務がなくなる、団体信用生命保険(団信)に加入することが必須条件となります。しかし、申込人全てが今まで健康であったとは限りません。 このような時に、団信加入は大丈夫ですかと質問されることが多いのですが、これだけは引き受ける保険会社の判断になってしまうため、明確な回答ができず、私自身も申し訳あ...
2018年4月のフラット35と災害復興融
- 2018/04/02
- 12:00
4月2日に住宅金融支援機構から4月のフラットの金利が発表されました。【フラット35】の融資率9割以下で返済期間21年以上の最低金利は、前月比0.010%低下の1.350%(団信あり)となりました。(団信なしは-0.2%) また、【フラット35】の融資率9割超10割以下で返済期間21年以上の最低金利も、前月比0.010%低下の1.790%(団信あり)となりました。 この最低金利は、手数料定率方式のモーゲージバンク(フラット専門機関...
2018年4月の住宅ローン金利と今後の見通し
- 2018/04/02
- 07:00
まず変動金利ですが、これは据え置きとなりました。3月8~9日に日銀で開かれた、金融政策決定会合でも原則的な金融政策は据え置かれたため、現在は金利を引き上げる環境にはありません。 日銀は、2%の物価上昇率を達成するまでは基本的に「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を継続する考えですが、1月23日に公表した最新の政策委員の見通しの中央値では物価上昇率が17年度は+0.8%、18年度は+1.4%、19年度は+1.8%となっ...
タワーマンションの注意点(維持費面)
- 2018/03/30
- 07:00
タワーマンションの注意点の最終回です。今回は購入した物件の維持費の観点からです。タワーマンションは低層階と上層階ではだいたい4倍くらいの価格の開きがあります。 しかし、一度気に入ったタワーマンションなのだからということで、自分達の予算だけ考えて低層階の広めの物件を取得する人もいらっしゃいます。結構、値段だけ考えて、こういう物件に人気が集中することもあります。 これで住宅ローンの負担を軽減できたと...
タワーマンションで困ること(新聞配達)
- 2018/03/27
- 07:00
今回も前回の記事の続編です。今回は新聞配達についてです。タワーマンションにしろ、普通のマンションにしろ、最近はセキュリティを重視しているためか、入口がオートロックになっているマンションでは、新聞配達の人が中に入れないマンションが多いようです。 新聞はやはり、出勤前に見ておきたいので、これを取りに行くために1階のポストまで降りて、また上がってというのがなかなか苦痛に感じる人も多いようです。 しかし...
タワーマンションで困ること(エレベーター)
- 2018/03/23
- 07:00
まず一番困るのが、エレベーターの待ち時間です。最近の新築タワーマンションでは、今までの事例を分析して、エレベーターの数を増やす、エレベーターを低層階用と高層階用に分離して、利用の分散をはかるなどの工夫がなされているため、エレベーターでの待ち時間の苦情はだいぶ少なくなったようです。 しかし、それでも通勤時間帯になると、やはりエレベーターでの待ち時間に、いらいらする方もいらっしゃるようです。 これが...
じぶん銀行が変動で最低金利
- 2018/03/20
- 07:00
じぶん銀行が変動金利で0.457%という数字を打ち出しました。新興のネット銀行が、最低水準の金利を打ち出していることに疑問をお持ちの方もいらっしゃると思いますので、簡単に解説していきます。 まず、じぶん銀行の出資母体は三菱東京UFJ銀行が50%、auが50%となっています。つまり、実質は三菱東京UFJ銀行の子会社と考えて良く、ベースレート(調達金利)も三菱東京UFJ銀行と同じ条件と考えられ、利鞘はソニー...
2018年4月のソニー銀行金利と今後の見通し
- 2018/03/16
- 01:00
銀行の中では数少ない、翌月の適用金利を今月に発表しているソニー銀行ですが、4月は固定金利が全て低下しました。 まず変動金利ですが、これは日銀が「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を継続していることや、日本の短期金融市場が安定しているため横ばいとなりました。変動金利の横ばいは、4月の他行の金利でも同様だと思います。 なお、ソニー銀行は返済額を5年間一定としその一定の金額の範囲内で、元本、利息の定期...
震災での2重ローンを回避するには・・・
- 2018/03/13
- 07:00
一昨日は東日本大震災から早くも7年目の日であり、地震大国である日本においては、今後も大規模な災害が起こる可能性は常に頭に入れておくことが重要です。 そして、住宅ローン利用時の注意点として、自宅が「全壊」しても住宅ローンが残ってしまうという問題があります。 このような場合、住宅を新築しようとしても、前の住宅ローンと併せての2重ローンとなってしまうため、復興が進みにくい要因となります。 地震保険でカバ...
2018年3月のフラット35と災害復興融
- 2018/03/01
- 12:00
3月1日に住宅金融支援機構から3月のフラットの金利が発表されました。【フラット35】の融資率9割以下で返済期間21年以上の最低金利は、前月比0.040%低下の1.360%(団信あり)となりました。(団信なしは-0.2%) また、【フラット35】の融資率9割超10割以下で返済期間21年以上の最低金利も、前月比0.040%低下の1.800%(団信あり)となりました。 この最低金利は、手数料定率方式のモーゲージバンク(フラット専門機関...
2018年3月の住宅ローン金利と今後の見通し
- 2018/03/01
- 07:00
まず変動金利ですが、これは据え置きとなりました。1月22~23日に日銀で開かれた、金融政策決定会合でも原則的な金融政策は据え置かれたため、現在は金利を引き上げる環境にはありません。 日銀は、2%の物価上昇率を達成するまでは基本的に「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を継続する考えですが、1月23日に公表した最新の政策委員の見通しの中央値では物価上昇率が17年度は+0.8%、18年度は+1.4%、19年度は+1.8%とな...
ソニー銀行0.457%の狙い
- 2018/02/23
- 07:00
ソニー銀行が新規で自己資金10%以上で手数料が定率になるプランに限り、変動金利で0.457%という数字を打ち出しています。 ただ、この数字の広告が出てくるのはソニー銀行本体ではなく、ソニー銀行の銀行代理店となっているソニー生命です。 つまり、FP的なアドバイスで業績を伸ばしてきたソニー生命を活用し、住宅ローン金利の低さを呼び水に、生命保険も同時に販売しようという戦略のようです。 このような流れは、何...
変動金利はどのような時に上がるのか
- 2018/02/20
- 07:00
日銀のマイナス金利政策により、全期間固定金利が急低下し、変動金利の優位性が少なくなってきましたが、それでも変動金利の方が利率が低いのは確かです。 変動金利か全期間固定金利かで迷われている方は、変動金利が今後どうなるかわからないという点が、大きな理由ではないでしょうか。今回は変動金利がどのような時に上がるのか、解説していきたいと思います。 まず考えられるのは、日本の景気が良くなり、物価も上昇し、そ...
2018年3月のソニー銀行金利と今後の見通し
- 2018/02/16
- 01:00
銀行の中では数少ない、翌月の適用金利を今月に発表しているソニー銀行ですが、3月は固定金利が10年までは上昇、15年以降は多少低下しました。 まず変動金利ですが、これは日銀が「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を継続していることや、日本の短期金融市場が安定しているため横ばいとなりました。変動金利の横ばいは、3月の他行の金利でも同様だと思います。 なお、ソニー銀行は返済額を5年間一定としその一定の金額の...
今は変動金利よりも全期間固定金利が賢い選択
- 2018/02/09
- 07:00
日銀のマイナス金利政策が実施される中、2月の住宅ローン金利は過去最低水準を維持しつつも、今後は上昇の気配を示しています。 一方で変動金利は、金融政策を据え置いているため短期プライムレートが下がらず、また各行の金利優遇競争も限界に達しているため、横ばいとなっています。 そうなると注目すべきは、過去最低水準を更新している全期間固定金利です。フラット35や各行の超長期固定金利は1.5%前後と、5年前の変動...
収入合算(ペアローン)の危険性
- 2018/02/06
- 07:00
住宅ローンで収入合算という制度があります。これは例えば、ご主人と奥様が共働きの場合にお互いの収入を合算して、その収入で借入金額を判断する制度です。 しかし、私が公庫勤務時代に一番債務不履行が多かったのもこの形態です。理由は簡単です。収入合算して希望のマイホームを手に入れたものの、その後奥様が妊娠等されるなどして、会社を退職してしまい、結局はご主人の収入だけでは、返済が追いつかないからです。 公庫...
2018年2月のフラット35と災害復興融
- 2018/02/01
- 12:00
2月1日に住宅金融支援機構から2月のフラットの金利が発表されました。【フラット35】の融資率9割以下で返済期間21年以上の最低金利は、前月比0.040%上昇の1.400%(団信あり)となりました。(団信なしは-0.2%) また、【フラット35】の融資率9割超10割以下で返済期間21年以上の最低金利も、前月比0.040%上昇の1.840%(団信あり)となりました。 この最低金利は、手数料定率方式のモーゲージバンク(フラット専門機関...
2018年2月の住宅ローン金利と今後の見通し
- 2018/02/01
- 00:00
まず変動金利ですが、これは据え置きとなりました。1月22~23日に日銀で開かれた、金融政策決定会合でも原則的な金融政策は据え置かれたため、現在は金利を引き上げる環境にはありません。 日銀は、2%の物価上昇率を達成するまでは基本的に「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」を継続する考えですが、1月23日に公表した最新の政策委員の見通しの中央値では物価上昇率が17年度は+0.8%、18年度は+1.4%、19年度は+1.8%とな...
家賃返済特約付き【フラット35】とは
- 2018/01/26
- 07:00
住宅ローンの借り入れにあたり、必要以上に恐怖心を抱いてしまうお客様がいらっしゃいます。元公庫の職員としては、住宅ローンのリスクを認識して頂いている訳ですから、ありがたいことではあります。 しかし、そのようなお客様の場合は、せっかくのマイホームを手に入れても、住宅ローンの事が頭から離れず、心からマイホーム生活を楽しむことができません。そのようなお客様に最適な商品が、家賃返済特約付き【フラット35】...