「遅延損害金」の恐ろしさ
- 2018/06/26
- 07:00
遅延損害金は住宅ローンを延滞した時に、延滞した日数分、支払わなければなりません。通常、住宅ローンの遅延損害金は年14.6%とされています。ここで注意しなければならないのは、以前のブログで書いた代位弁済(代弁)されてしまった時です。
代位弁済される前であれば、返済期日が来た金額、例えば200万円延滞していた場合、その金額のみに遅延損害金がかかります。
しかし代位弁済されてしまうと、前回のブログで書いた「期限の利益」を喪失するため、返済期日がまだ来ていない残債分も全て返済しなければならないため、例えば3000万円の残債が残っていた場合、この金額全体に遅延損害金がかかることになってしまうのです。
200万円と3200万円で遅延損害金を計算した場合、400万円近い金額を上乗せして払わなければならなくなるのです。
実務を経験していないと、なかなかこの金額の大きさは表に出てきませんが、余計に正常返済復帰が困難になります。遅延損害金の恐ろしさを認識しておくことが、何より大切です。
代位弁済される前であれば、返済期日が来た金額、例えば200万円延滞していた場合、その金額のみに遅延損害金がかかります。
しかし代位弁済されてしまうと、前回のブログで書いた「期限の利益」を喪失するため、返済期日がまだ来ていない残債分も全て返済しなければならないため、例えば3000万円の残債が残っていた場合、この金額全体に遅延損害金がかかることになってしまうのです。
200万円と3200万円で遅延損害金を計算した場合、400万円近い金額を上乗せして払わなければならなくなるのです。
実務を経験していないと、なかなかこの金額の大きさは表に出てきませんが、余計に正常返済復帰が困難になります。遅延損害金の恐ろしさを認識しておくことが、何より大切です。