50年型住宅ローンのメリット・デメリット
- 2013/11/19
- 07:00
フラット50という、長期優良住宅向けの商品も登場しましたが、関西アーバン銀行やみなと銀行などの、近畿圏の地方銀行を中心に50年型住宅ローンという商品が登場しています。
単純に最長返済期間を35年から50年に延ばした商品ですが、50年という数字には驚きました。完済時の年齢が80歳以下である必要があるので、50年を選択するには30歳までにローンを組んでしまう必要がありますが、この商品のメリット・デメリットは何でしょうか。
まずメリットとして考えられるのは、返済期間が最長50年ですので、月々の返済額を抑えて高額な物件を取得することができます。銀行側もその辺りをこの商品のアピールポイントとしているようです。
ではデメリットはどうでしょうか。まず総返済額が確実に多くなります。そして、基本的には変動金利が原則ですので、果たして50年もの間、金利がどう動くかは誰も正確に予想できませんので、金利変動リスクも大きくなります。人生設計も住宅ローンに合わせていかないと、子供の教育費等で家計管理が大変になります。
ただし、ふと思ったことがあります。それは50年だと住宅ローンに縛られるという印象が強いけれども、35年だと慣れているせいか、本当にその辺りまで意識しているのかどうかという点です。冷静に考えると、上記のデメリットは35年にもあてはまるのに、そこまで意識しているだろうかということです。
50年型住宅ローンで、そのリスクに気づいた人は、35年でも賢い借り入れができるような気がします。
単純に最長返済期間を35年から50年に延ばした商品ですが、50年という数字には驚きました。完済時の年齢が80歳以下である必要があるので、50年を選択するには30歳までにローンを組んでしまう必要がありますが、この商品のメリット・デメリットは何でしょうか。
まずメリットとして考えられるのは、返済期間が最長50年ですので、月々の返済額を抑えて高額な物件を取得することができます。銀行側もその辺りをこの商品のアピールポイントとしているようです。
ではデメリットはどうでしょうか。まず総返済額が確実に多くなります。そして、基本的には変動金利が原則ですので、果たして50年もの間、金利がどう動くかは誰も正確に予想できませんので、金利変動リスクも大きくなります。人生設計も住宅ローンに合わせていかないと、子供の教育費等で家計管理が大変になります。
ただし、ふと思ったことがあります。それは50年だと住宅ローンに縛られるという印象が強いけれども、35年だと慣れているせいか、本当にその辺りまで意識しているのかどうかという点です。冷静に考えると、上記のデメリットは35年にもあてはまるのに、そこまで意識しているだろうかということです。
50年型住宅ローンで、そのリスクに気づいた人は、35年でも賢い借り入れができるような気がします。