住宅ローン金利、ユーロの動向に注目
- 2010/05/16
- 00:50
5月7日の私のブログでも書きましたが、ギリシャの財政不安から発展したスペイン、ポルトガル等のユーロ加盟国に対する信用不安が、通貨ユーロとしての価格下落につながり、ユーロ加盟国等が支援すると言ってもなかなか収まりません。
もともと、財政状態が違う国の通貨をユーロだけでまとめるには無理があったと、ユーロ崩壊論さえ、ささやかれています。
このまま一方的にユーロが下落した場合、円高進行となり、それを嫌気して株価が下落する可能性もあります。そうなると、株式市場に流れていたお金がまた債券市場に戻り、長期固定住宅ローン金利の指標となる国債の価格が上昇、利回りは低下するので、長期固定住宅ローン金利にも低下圧力がかかり、金利は下がることになります。
ただし、5月実行分の金利はフラットも民間金融機関も0.05%程度、4月より下がっていますので、6月実行分の金利がさらに大幅に下がるとは考えにくい状況です。
いずれにしても、通貨ユーロが今後どうなるのか、長期固定住宅ローンを考えている人は特に注視する必要があります。(変動金利は日本銀行の政策に連動しているので、今しばらくは変化はないものと考えられます)
もともと、財政状態が違う国の通貨をユーロだけでまとめるには無理があったと、ユーロ崩壊論さえ、ささやかれています。
このまま一方的にユーロが下落した場合、円高進行となり、それを嫌気して株価が下落する可能性もあります。そうなると、株式市場に流れていたお金がまた債券市場に戻り、長期固定住宅ローン金利の指標となる国債の価格が上昇、利回りは低下するので、長期固定住宅ローン金利にも低下圧力がかかり、金利は下がることになります。
ただし、5月実行分の金利はフラットも民間金融機関も0.05%程度、4月より下がっていますので、6月実行分の金利がさらに大幅に下がるとは考えにくい状況です。
いずれにしても、通貨ユーロが今後どうなるのか、長期固定住宅ローンを考えている人は特に注視する必要があります。(変動金利は日本銀行の政策に連動しているので、今しばらくは変化はないものと考えられます)