「期限の利益」とは
- 2012/06/13
- 12:00
返済に苦しくなったり、延滞してしまった時に必ず目にする文言があります。それは「あなたは期限の利益を喪失したので一括返済を求めます」という金融機関からの通知です。では実際の所、期限の利益とはどういう意味なのでしょうか。
私達が金融機関から20年や35年といった期間に融資された住宅ローンを返済していけるのは、私達が金融機関に対して期限の利益を有しているからです。つまり最初の金銭消費貸借契約(金消)で金融機関が「35年といった期間で返済してもらっていいですよ」と認めてくれているのです。しかし、必ずその契約書の次には延滞や契約違反をすると、返済者(債務者)は期限の利益を喪失すると書いてあります。
つまり、金融機関は一括して返済を求めることができるようになるのです。一括返済を求められたら、もう自宅を処分して返済するしかありません。従って、「期限の利益」を喪失しないように対策を立てる必要があるのです。
私達が金融機関から20年や35年といった期間に融資された住宅ローンを返済していけるのは、私達が金融機関に対して期限の利益を有しているからです。つまり最初の金銭消費貸借契約(金消)で金融機関が「35年といった期間で返済してもらっていいですよ」と認めてくれているのです。しかし、必ずその契約書の次には延滞や契約違反をすると、返済者(債務者)は期限の利益を喪失すると書いてあります。
つまり、金融機関は一括して返済を求めることができるようになるのです。一括返済を求められたら、もう自宅を処分して返済するしかありません。従って、「期限の利益」を喪失しないように対策を立てる必要があるのです。