固定金利特約の危険性
- 2012/09/26
- 12:00
住宅ローンの金利メニューの中に数年間や10年間だけ固定金利にして、残りの期間は変動金利にする短期固定金利というものがあります。
2,3年前まで銀行間で、数年間の短期固定金利の低さをアピールしていたので、ご記憶の方もいらっしゃるかもしれません。
しかしこの短期固定金利は、期間満了後の金利保証がないため、私から見れば非常にリスクの高いメニューと考えざるを得ません。
変動金利では、金利の急上昇によるリスクを回避するために、返済額を5年間一定とし、その一定の金額の範囲内で、元本、利息の定期的な見直しを行う「5年ルール」や、5年後に返済額を見直す際に、前回返済額の125%を上限とする「125%ルール」があります。(市場金利を重視するソニー銀行と新生銀行は除く)
従って、変動金利でも返済額は5年間同一ですし、5年後にいくら金利が上昇していても返済額は125%を超えることはありません。(仮に超えている場合は期間を延すなどして別途返済します)
短期固定金利期間が数年間であれば、それほど金利が変化しているとは考えにくいですが、5年や10年ともなるとその時の金利は誰にも予測できません。場合によっては返済額が倍増する可能性も充分あります。
従って、短期固定金利を選択する場合はもともとの返済期間が短い場合や融資残高が少ない場合など、リスクが少ない場合に限って、ご利用されることをお勧めします。
2,3年前まで銀行間で、数年間の短期固定金利の低さをアピールしていたので、ご記憶の方もいらっしゃるかもしれません。
しかしこの短期固定金利は、期間満了後の金利保証がないため、私から見れば非常にリスクの高いメニューと考えざるを得ません。
変動金利では、金利の急上昇によるリスクを回避するために、返済額を5年間一定とし、その一定の金額の範囲内で、元本、利息の定期的な見直しを行う「5年ルール」や、5年後に返済額を見直す際に、前回返済額の125%を上限とする「125%ルール」があります。(市場金利を重視するソニー銀行と新生銀行は除く)
従って、変動金利でも返済額は5年間同一ですし、5年後にいくら金利が上昇していても返済額は125%を超えることはありません。(仮に超えている場合は期間を延すなどして別途返済します)
短期固定金利期間が数年間であれば、それほど金利が変化しているとは考えにくいですが、5年や10年ともなるとその時の金利は誰にも予測できません。場合によっては返済額が倍増する可能性も充分あります。
従って、短期固定金利を選択する場合はもともとの返済期間が短い場合や融資残高が少ない場合など、リスクが少ない場合に限って、ご利用されることをお勧めします。