住宅ローン金利の決まり方の正しい知識
- 2010/04/30
- 00:05
住宅ローン金利は、原則的には短期変動も長期固定も決まる流れは同じです。つまり、景気が良く銀行の預金金利が高い時は住宅ローン金利も高く、逆に不景気で預金金利が低いときは住宅ローン金利も低くなります。よく不景気の時の方が住宅ローン金利も低く減税等も実施されるので買い時ともいいます。 但し、短期変動金利と長期固定金利では金利の決まり方が違います。短期変動金利は短期プライムレートという銀行の貸し出し金利...
条件変更に応じるか、金融機関のホンネ
- 2010/04/27
- 00:05
返済猶予法にもとづく条件変更の申請件数が5万件を超えたという話がニュースになっています。もっとも、利息だけの支払いでも金額が多く申請しなかった人の数も加えると10万件程度の相談件数はあったものと推測できます。住宅ローンの返済に苦慮している人がいかに多いかということを、この数字は表しています。では実際に現場ではどのような取り扱いになっているのでしょうか。 私が集めた情報では、各金融機関の条件に合致...
日本の住宅ローンと世界の住宅ローンの違い
- 2010/04/25
- 00:05
日本の住宅ローンはリコース型(遡及型)ローンと言われ、例えば担保価値が2000万円で住宅ローンの残債が3000万円あった時に、競売で住宅が処分されても担保価値を上回る残債1000万円は無担保型ローンとして最後まで返済しなければなりません。 しかし、世界のほとんどの住宅ローンはノンリコース型(非遡及型)ローンと言われ、返済者の負担は担保価値の2000万円に限定され担保価値を上回る部分の残債はなくな...
据置期間中の金利も1%引き下げた機構の特例
- 2010/04/23
- 00:05
以前に住宅金融支援機構が賃貸もOKした件はこのブログでも書きましたが、4月1日から返済を猶予して利息分のみを支払う、いわゆる据置期間中の金利についても原則として1%の引き下げが行われることになりました。この利息のみの支払いについては以前から行われていましたが、据置期間を設けるということで対応は限界と言われており、金利の引き下げまでは行っていませんでした。 しかし、通常の元利均等返済ではローンの前...
賃貸もOKになった住宅金融支援機構の特例
- 2010/04/21
- 00:05
住宅ローンは個人が住宅を所有しやすくするという社会的側面もあり、どの金融機関も住宅ローン金利は他のローンに比べて低めに設定されています。従って「自ら居住すること」が大前提になります。この条件を甘く見ている返済者の方もいるようですが、近所の人のタレコミ等で「自ら居住」していないことが発覚すると、最悪の場合は自宅を失うこともあるので注意が必要です。 しかしここまで景気が悪化して、返済できない人が増え...
現在の住宅ローンの状況
- 2010/04/19
- 03:35
現在は低金利ということもあり住宅ローンを借りる人がいる一方で、不景気や給与体系の変化により返済が苦しくなっている人が増加しているのも事実です。少し前までは、ボーナス返済を併用するのが当然のような感じでしたが現在ではボーナス返済を併用する人はかなり減っています。そういう時代になったとしても、過去にボーナス返済を併用していた人はどうすれば良いのでしょうか。 ボーナス返済併用から毎月返済のみに返済方法...